本当の円安の原因
ドル円の上昇の原因として、日米の金利差ガーでよくメディアやSNSで騒がれていますが、重要なのは実質金利。
これが抜けてる解説が多いなと思います。
名目金利差だけだと、過去今ぐらいの差はあったが、ここまでの円安にはならなかったし、スイスフランの上昇など理屈が合いません。
日経ニュースプラス9で分かりやすく解説されていました。
実質金利とは
10年債利回り(名目金利)ー 期待インフレ率
これまでは期待インフレ率が上がっているにもかかわらず日銀が金利を変えなかったことにより、実質金利が低下していた。
それが円安の原因
今後、実質金利の差が縮まる予想なので円高になる可能性が高い。
ただ、米経済次第でも結果は変わる。
米経済が思ったより強ければ、米金利が下がらないので、130円ほどの円高にはならないかもしれない。
利上げ終了 → 株高
物価低下 → 消費活発
人手不足 → 賃金上昇
https://www.sonyfg.co.jp/ja/market_report/pdf/w_230731_01.pdf
コラム:安全資産から転落した円、スイスフランにみる反転のヒント=内田稔氏 | ロイター