土地家屋調査士試験を受けてきました。
結論は不合格でしょう。
約10か月勉強して挑んだ試験でしたが、終わってみて一番感じたのは、知識量だけでなく、処理スピードが非常に重要な試験だということです。
試験概要と勉強時間
- 令和8年10月18日
- 試験時間(午後):13時~15時30分(2時間30分)
- 勉強期間:約10か月
- 総勉強時間:約800時間(正確には不明)
試験の難易度
個人的な難易度は以下のとおりです。
| 科目 | 難易度 |
|---|---|
| 択一式 | 普通 |
| 記述式(建物) | 普通 |
| 記述式(土地) | 難しい |
択一式
択一式は、全体的に標準的な難易度だったと思います。
極端に難しいという印象はなく、これまで勉強してきた知識で対応できる問題が多かったように感じました。 35分かかりました。
記述式(建物)
建物は、想定していたとおり区分建物の問題が出題されました。
試験開始前に問題用紙が配られた時点で、区分建物の問題だと分かったので、「やっぱり来たか」と思いました。 事前に対策していたこともあり、特に大きな問題なく解けたと思います。
ただ、型をイメージで覚えてる部分もあるので、一行目に省略としてあったのが戸惑いました。
記述式(土地)
今回、一番厳しかったのが土地です。
近年の土地の記述式問題を見ても、問題文が長く、登場人物や土地の状況を正確に把握することが重要になっているように感じます。
計算自体はそれほど難しくなく、座標値を求める部分は比較的簡単でした。
ただ、問題文を読み、状況を整理し、必要な情報を拾い出すまでに時間がかかります。
結果として、土地は時間が足りず、図面の作成までたどり着けませんでした。
知識量よりもスピードが求められる試験?
今回の試験を通して感じたのは、土地家屋調査士試験は知識量だけでなく、いかに早く処理できるかが合否を大きく左右するということです。
もちろん、知識がなければ問題は解けません。
しかし、知識があって解き方が分かっていても、時間内に答案を完成させられなければ得点につながりません。
特に記述式では、問題文の読解、申請書の作成、計算、図面の作成など、やるべきことが非常に多いです。
さらに厄介なのが、答案を記入する際の筆記具です。
図面以外の記述部分についても、最初にシャープペンシルで下書きをしてからボールペンで清書していると、とても時間が足りません。
かといって、最初からボールペンで書くと、間違えたときの訂正が面倒です。
二重線による訂正はできるようですが、減点されるのではないかという不安もあります。
こうしたことまで考えながら、限られた時間で答案を完成させる必要があります。
もう少し知識量で勝負できる試験にしてほしい
個人的には、もう少し時間に余裕があり、知識や理解度で勝負できる試験にしてほしいと感じました。
土地家屋調査士に必要な知識を身につけているか、登記について正しく判断できるか、図面を正確に作成できるか。
そうした能力を問うことは重要だと思います。
もちろん、実務でも処理の速さは必要でしょう。
ただ、実務であれば資料を確認したり、間違いがないか見直したりする時間も必要なはずです。
それに対して、試験では時間に追われ、理解している問題でさえ最後まで解答できないことがあります。
「分からないから解けない」のではなく、「分かっているのに時間がなくて書けない」。
この点は、試験制度として少し疑問に感じるところです。
まとめ
今回の試験では時間内の解答の難しさを痛感しました。
択一式と建物はある程度対応できた一方、土地は最後まで完成させることができませんでした。
過去問や答練にも取り組んできましたが、ここまで問題文が長く、時間に追われる問題はあまりなかったように思います。
土地家屋調査士試験は、知識を身につけるだけでなく、本番での対応力や底力も重要なのだと思います。ただ、今回のような問題にどう対策すればよいのか、正直難しいところです。
もう少し知識や理解の深さが結果に反映されるような試験時間であってほしいというのが、受験を終えた率直な感想です。






