凡人エンジニアのコスパリスト

ファイナンスで勝つまでの日記

マイナンバーカードでデジタル化は怪しい

日本はデジタル後進国と言われていますが、その理由は「IMDの世界デジタル競争力ランキング(2022年)29位」と言われている点が影響していると思います。

 

以下の記事によると、

ストルターマン教授x荒瀬氏:日本が「デジタル後進国」抜け出す、たった一つの方法 |ビジネス+IT

 

このランキングの中で、日本が特に評価が低かった指標は、大きく分けて3つあります。

1、国民1人ひとりのデジタルスキルが低いこと。
2、法規制が厳しくて、新しいビジネスや技術が生まれにくいこと。
3、変化についていく企業の動きが鈍いこと。

 

特に日本企業の変化が遅い点について、私はその根本的原因を「経営者の高齢化」だと見ています

 

マイナンバーカードは日本の独自システムでランキング上位の国はやっていません。

 

なので、デジタル化という曖昧な言葉に踊らされているだけで、”マイナンバーカードにすればデジタル後進国を抜け出せる”という安易な考えがIT音痴だなと思います。

 

また、当初マイナンバーカードはマイナンバーを証明するためのカードだった訳ですし、コロコロと内容を変えていってる点も不可解です。

 

更に、英IISSによると日本のサイバー防衛能力は最下位グループ

英国IISS、世界15か国のデジタル総合力を評価 日本は最下位グループ|サイバーセキュリティ.com

こういった状況にもかかわらず、「少しのミスは」など開き直って胡坐をかいている政府には不信感がつのるばかりです。

 

 

「良い戦略、悪い戦略」の悪い戦略にハマっています。